川越塾の塾長から


 勉強とは、かけっこと同じようなものです。速い人がいて遅い人もいる。本来遅いからといって悲しむことも、責められることもないのです。

 勉強だって同じです。デキる人がいて、あんまり得意ではない人もいる。デキる人が頑張れば、さらにデキるようになるでしょう。それは当然のことです。要因は様々だと思いますが、デキる人はデキるのです。こういう人々は一般に、優等生と呼ばれ大事にされます。
 それも当然のことです。優等生をのばせば、学校なり塾なりの合格実績にダイレクトに効果があります。この業界では合格実績が第一なので、優等生を大事にすることがもっとも効率的だといえます。

 しかしその華々しい合格実績の陰に、勉強の得意でない人がいるということを忘れてはなりません。普通の人に、オリンピックを見据えたメニューを消化できるはずがないのと同様、勉強が苦手な人が優等生と同じメニューをこなすのは不可能です。

 まずは出来ることから始める。オリンピックには出られなくとも、走り続けることで何かが得られるはずです。ましてやそれぞれがそれぞれの目標を持ち、走り続けてその目標に到達できたとしたら、これほど素晴らしいことはないでしょう。

 それぞれがそれぞれの目標に向け走り続ける。他人には干渉せず、自分だけの目標に向かって努力する。その中で良き友達やライバルとも出会えるはずです。決して悲観せず、無理をせず、ジョギングから始めましょう。

 「努力すること」と「無理すること」は似て非なるもの。無理の中からは何も生まれてきません。

 川越塾スタッフ一同、あなたが「努力できる」環境づくりに日々努力しています。お互い頑張りましょう。


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